口の中の血豆は怖い病気の前兆か?


口の中に突然できる血豆。皆さんは経験ありませんか?
私は頻繁にできます。もう何年も前からですが、たて続けにできるときと、しばらくできないときとがあるような感じです。


恥ずかしながら最近のものです・・・二つ並んでほぼ同時に発生しました (゚Д゚)!

専門的には口腔内血腫とか血疱などと言われるようです。例えばスルメやカリカリに揚がったフライのような口触りの固いものを食べているときや、熱々のラーメンを啜っているときなどに頬の内側や舌の縁などにポチリと膨らみが生じてピリピリと痛みだします。たいがいは小豆粒ぐらいまで膨らんで停止するのですが、ひどいときは喉近くでソラ豆大まで膨らむこともあります。


大きくなって二つが結合した後、自然に粘膜が破れて萎びました (ToT)

この口の中の血豆について、私はこれまであまり深刻に捉えていなかったのですが、ある時期あまりに続けざまに発生し、

「これが頭の中で発生すれば脳出血なのでは・・・」

と、ふとそう思いました。くも膜下出血とか硬膜下血腫などという病名をよく耳にしますが、それらは脳の外側の膜の下にできる血豆のようなもので、破れないうちに適切に処置(血腫除去術)されればさほど後遺症を残さず治癒しますが、破れてしまって脳神経や頭蓋内に血液が拡散すると血液に触れた神経細胞が死滅して左右の半身麻痺(片麻痺)や言語障害が生じたり、脳が腫れて頭蓋内圧が亢進すると脳の全体がダメージを受けて重い脳機能障害が遺ったり、そのまま死に至る場合もあります。

子育て世代が特に気を付けたい三大成人病(がん、脳卒中、心筋梗塞)ですが、脳卒中(脳出血・脳梗塞)と心筋梗塞は例えば癌の場合のような期間的な猶予もなく、きわめて唐突に重篤な状態に陥りますので、

「朝は元気に出掛けて行ったのに・・・」

というような、家族を路頭に迷わせる事態になってしまったりもします。悪い想像をすればきりがないのですが、自身の体に出血傾向が生じていることを感じながら、そうした状況だけは何としても避けたいものと、そんな思いから徐々に口の中の血豆について調べることを始めました。

口の中に血豆が出来る原因は?


口の中に血豆が出来る原因は、大括りに以下の二通りに分類できそうです。

1.物理的な要因による損傷

頬の内側や舌の縁を噛んでしまったり、治療した歯の不整面の当たりであったり、熱々の飲食物による熱傷など、物理的な損傷によって口腔内に血腫が生じるものです。原因も自覚されやすく、頻繁に発生するのでなければ偶発的なものとして特に心配する必要はないものと思われます。

2.生理的な要因による出血傾向

背景に何らかの生理的な異常による全身の出血傾向があり、毛細血管からの出血が起こりやすく、なおかつ止血しにくい状態が生じている場合です。血液の異常であれば血液凝固に主要な役割を果たす血小板の減少や機能異常肝機能の低下薬剤の副作用など、血管の異常であればビタミン類の欠乏糖尿病高脂血症などに起因する血管の脆弱化が考えられます。それぞれ病名のある疾患である場合もあり、脳出血のリスクが高まるなど、注意の必要な状態であると言えます。


薬剤の副作用による出血傾向の例:心筋梗塞平癒後に抗凝固薬を服用されている方の腕。皮下出血の原因に心当たりはないという。

先に述べたような物理的な要因に心当たりがある場合でも、頻回に発生する場合は要注意です。出血傾向にあっては口腔内血腫の他にも、白目が赤くなる結膜下出血皮下出血(紫斑)が生じやすい傾向があります。


口腔血腫が頻発していた時期に生じた結膜下出血。これは怖い(゚Д゚;)!



口の中に血豆ができた時の対処法は?


私の場合は状況が許すなら血豆が大きくならないうちに潰してしまいます。潰すといっても木綿針の尖端でちょっと突くだけなのですが、放血することで血豆の内圧が逃げるので、小さいうちに処置をしておくと血豆がそれ以上大きくなるのを防ぐことができます。食事中に発生することが多いですが、血豆が咀嚼の刺激で大きくなってしまわないように、いったん食事を中断して穿刺放血します。血豆に圧が加わらないように針は鋭利なものが良いですし、一応は衛生的なことも考えて、私はライターの火で尖端を軽く炙って水道水で冷ましてから用いています。


食事中に発生した頬の内側の血豆




木綿針で穿刺放血した状態



以下は私自身の経験的な推測ですが、始めは小さく発生した血豆が大きくなるのには浸透圧も作用していて、粘膜を介して口の中の水分が血豆の中に誘引され血豆の内圧が亢進し、それによって粘膜が内側から引き剥がされて、そこからさらに粘膜内に出血が生じるという悪循環があるように感じています。その根拠として、血豆の発生時に真水を口に含むと血豆にしみるというか、痛みが増します

ですので、特に口の中の血豆が出来てしまった直後は、真水を口に含むと血豆が浸透圧でパンパンになって粘膜の剥離が進むことが考えられますので要注意です。発生してしばらく経ったものは血豆の内部で新しい粘膜の再生が進むためか、あまり影響はないようです。


発生後に穿刺放血し2日経った状態



血豆を潰すとそこに口内の細菌が取りついて口内炎になってしまう心配は確かにあるのですが、私の場合は放っておいてもどのみち潰れてしまいますし、血豆が拡大する前に早めに穿刺放血してやった方が結果的には被害が小さくて済む感じです。後は一昼夜ほど、うがい薬などでなるべく口の中の清潔を保つように心掛けます。細菌感染がなければ口腔粘膜の回復は案外早いです。

以上、私自身が経験的に最善と感じている対処方法をご紹介いたしましたが、必ず潰すということではなく、小さいまま大きくならないこともありますし、状況によって対処しています。潰さずに治癒を待てる方は、おそらくそうした方が良いと思います。

口の中の血豆を含む出血傾向への対応は?


出血傾向が自覚された場合には、やはり何らかの病的な状態が生じている可能性が考えられるので、医師に相談するのが賢明です。「血液内科」の診療科のある病院を探して受診するか、かかりつけ医があれば先ずはそちらで相談してみるのも良いと思います。

私も本来は受診すべき状況にあったものと思われますが、出血傾向について調べながら、原因として考えられる点が見つかったので、現在は年に二回の職場の定期検診のデータを参考に、自分なりに気を付て様子をみている状況です。何に気を付けているのかというと、それは「お酒」です。ちなみに定期健診では肝臓と脂質の値がいつも少し高めです。

出血しやすく止血しにくい状況があった場合にまず疑われるのは血小板の減少や機能異常ですが、血液凝固に関わる血液成分の多くが肝臓で造られています。私はこれまで毎晩のようにアルコールを飲み続けてきたので、長いあいだ肝臓に負担を強いてきましたが、出血傾向はその代償だろうと、今は思っています。

そこで肝臓をいたわるために現在行っているのは、週に2日は休肝日を設けることと、日々の酒量を自制すること。そして古くから肝臓に良いと言われているシジミのサプリメントを試していますが、しじみエキスを試してから朝に体が楽なのには、正直、驚いています。これまでに数種類のしじみサプリメントを試しましたが、現在のところ私が最も信頼しているのが以下の製品です。

Wのオルニチン



明治の頃から長く造り継がれてきた製品ということで何となく仁丹(じんたん)を思わせるような風情があり、サプリメントと呼ぶには似つかわしくない感じがしますが、飲酒家の備えとしてポケットに忍ばせておくのにとても良い製品だと思います。

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